捨てられぬ私

2009年渋谷「ビームスタイム」入社。その後、「インターナショナル ギャラリー ビームス」へ異動し、店舗販売を続け、今に至ります。


「ビームスウィメン 原宿」にて、〈International Gallery BEAMS WOMEN'S(インターナショナル ギャラリー ビームス ウィメンズ)〉を担当している島津と申します。自分自身のこれまでのお洋服との関係とリセールの楽しみ方をお伝え出来ればと思います。

田舎育ちの自分がデザイナーズのコレクションに触れる機会はなかなかなく、成長と共にインターネットが普及した事で、憧れのアーティストが身に着けている物から、ブランドを調べコレクションを見る様になりました。高校生の時は、決まったお小遣いもなく、アルバイトも禁止だったので、その様な洋服を買うのは夢のまた夢、、、

その反動からか、大学時代アルバイトを始めると、アルバイト代を洋服に全ベットする様になりました。当時は、高校の時に憧れた〈Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)〉を購入しておりましたが、手元に残っている物は僅か、、、〈Vivienne Westwood MAN(ヴィヴィアン ウェストウッド マン)〉のコレクションから購入したセーラーカラーワンピースは今でもよく着用しています。

また、大学時代の思い出深いアイテムでは、〈Maison Martin Margiela(メゾン・マルタン・マルジェラ)〉のアクリルヒール。就職活動で大阪を訪れた際に、当時の「大阪農林会館」の店舗を友人と見て、ポカーンと圧倒されたのを微かに覚えています。そこから何度か訪れて心惹かれたアクリルヒールのパンプスをセールでゲットしました。慣れないヒールに足を痛めて渋谷の端で泣きそうになったのも、渋谷のアルバイト面接で着用したのも良い思い出です。

そこから販売員として様々な洋服と出会い、ご多分に漏れず「買えず後悔するより、買って後悔」の精神で様々なブランドやアイテムを着用してきました。この当時の優先順位としては「いかに日常を非日常にするか」だった様に思います。

とりわけ、〈Olympia Le-Tan(オランピア・ル・タン)〉は、クラシカルな要素に、カルチャーやアートへの造詣が深い彼女ならではの表現、少女性とエロティックな要素など、それらをクオリティー高く洋服で表現していて心動かされました。ピンクのスペシャルなドレスは、取り扱っていた〈Vermeerist BEAMS(フェルメリスト ビームス)〉の20thイベントでも着用しました。

何にでも挑戦するという考えはそのままに、年齢とともに、上質な素材感や丁寧な仕立てに加えて、普遍性という部分にも惹かれる様になりました。そういったアイテムを自分らしくスタイリングするのも醍醐味。

特に〈THE ROW(ザ・ロウ)〉は、シンプルながらも着た時に、スタイリングだけでなく、気分をもスペシャルに演出してくれます。あれもこれもと購入できない分、少しずつ買い足して、どれも大切なワードローブの1着となっています。

長くなりましたが、話は本題のリセールについて。

タイトルの通り、物を捨てられない私は、リセールの活用は、もっぱら買い手側。
特に「あの時買えなかったコレクション」を探す事が多く、いくつかアーカイブを収集しているブランドがあり、前述の〈Olympia Le-Tan〉もその一つ。

〈Olympia Le-Tan〉は、既にご本人がブランドを去り、新たにコレクションが発表される事がないのもあって、アーカイブ収集に熱が入ります。
「あの時のアレ」が手に入る興奮はもちろん、時を経て自身のワードローブとスタイリングするのも楽しいです。

皆様も、是非「あの時のアレ」を探しにBEAMS digrooをチェックしてみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございます。是非お店でもお待ちしております。

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